2012年11月1日
とりあえずブレッドボードのまま車体の組み立て作業をするため、いったん私の手から離れました。
ファーム部が終わったので、車体を組み立てている間にEagleCAD用でプリント基板用のパターンを作り始めることにしました。
2012年11月8日
トラブル発生の連絡。
車体を借りてきて動作させてみたところ、全く動作せず。
電子部品に何らかのトラブルが発生したらしいです。
なんだかイヤな予感。
2012年11月9日
ブレッドボードのパーツや配線を挿し直し、動作させてみるも全く動かず。
個々のパーツをよく調べると、CPUボードとして使用していたHCS08のテストボードのICチップに亀裂、その横の抵抗に焦げ跡がありました。
どうやらテストボードが破損してしまったらしいです。
最悪、テストボ-ドが壊れてもマイコンが正常なら回路を組めるだろうと、テストボードからマイコンチップを外してマイコンチップ単体で動作させてみたけれど、こちらも無反応。
マイコンチップの方も破損してしまったらしいです。
今回、開発に使用しているDEMO9S08QG8はライタ機能のあるテストボードで、マイコンチップのI/Oが端子として出ているのでそのままMCUボードとして使うことができます。
ですので、仕様が決定するまではマイコンチップを外さず、テストボードごとブレッドボードに挿して開発を進めてきました。
しかし車体の組み上げをする時点で、取り付けが不安定なテストボードではなくマイコンチップをブレッドボードに挿しておけばこんなトラブルにはならなかったでしょう。
テストボードとマイコンチップはピン配列が違うので回路を組み直さなくてはならず、その手間を省いたこともトラブルの一因と猛省。
明日から週末に入ってしまうため、商工会議所には連絡が取れません。
追加費用がかかってしまうため私の独断では動けません。
焦りながらも週明けまで待つしかありません。
2012年11月12日
朝
川口商工会議所の始業時間になると同時に電話をかけてRINC担当者に相談。何はともあれライタボードが無ければ話にならないということで、新たにDEMO9S08QG8を購入することになりました。
しかしこのボード、発売されたのが何年も前なので、日本では扱っている店が無くなっていました。
Digi-Keyを調べたところ、数台残っていたのでDigi-Keyに注文することにしました。
夕方
RINC会議参加4回目。(平成23年度第10回RINC会議)ライタボード破損およびDigi-Keyから届くまでの期間による納期遅れと、今後の開発方向について話し合う。
11月20日からの展示会に間に合わせるための商工会議所への搬入は11月16日いっぱいがデッドライン。
期限まであと4日。
間に合うかどうか。