製作後記


これで「可変型キャリア」プロジェクトは終了です。
途中、トラブル等ありましたが、なんとか当初の目標通り、11月の展示会に仮状態で出品、その後動作検証をして、最終的に年内にプロジェクトを終わらせることができました。



川口RINCについて


足掛け3ヶ月、川口RINCの活動に参加しました。
そこで思った事がいくつかあります。

まず、ビッグサイトの産業交流展に行ってきましたが、他の地域の異業種交流RINCは、RINC会員(社名)が書かれた展示パネルがあるのに対し、川口RINCでは製品(今回は可変型キャリア)とその使用例のイラストパネルのみでした。
これでは来訪者に対し、誰がRINC会員で誰がそのプロジェクトに参加したのかが不明瞭な気がします。

次に、私は自分の担当した部分(回路&プログラム)が終了した際に仕様書を作って提出したのですが、どうもそういった物を提出したのは私が初めてらしいです。
仕様書が無いと展示会の来訪者に説明できないし、製作者以外がメンテナンスできないのでは不都合があるんじゃないかと思うんですが。



最後に


川口RINCは、何年も活動を続けている異業種連携グループだそうです。
私は本プロジェクトについて、臨時会員のような形で参加させていただきました。

久しぶりにグループでのモノ作りをして、以前、同人ソフトを作っていた時と同じような感覚を思い出しました。
一人で何かを作っていると自分の知っている範囲のモノを作ってしまいがちですが、グループでモノを作ると知らない(やった事の無い)技術を要求されたりするので、要求を満たすために色々調べたり試行錯誤を繰り返していくうちに、新しい知識や技術を習得していくんだなぁ、と再確認しました。

あと、プリント基板を作るのに作った、Eagle用のNC加工ulpですが、Gコードの部分は今回のプロジェクトで使うため作り終えているのですが、MODELA用の部分ができていません。
MODELA用コマンドを書き終えたら公開しますので少しお待ちください。